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2011年03月19日

地震と原発と放射線のまとめ

先日の「東北地方太平洋沖地震」につきまして
未曽有の大災害となっている状態で心苦しい思いです。

被災地の方々の無事をお祈りすると共に、
大変な思いをされたすべての方々にお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

地震と共に原子力発電所と放射性物質について
懸念や不安が広がりすぎているので
私は専門家ではないですが基本的な科学の知識と理解力があれば
概要は把握できると思ったのでまとめと考察。


■原発の危険性について
原発の危険性と内部のネガティブ事情は確かに深刻なものなので真摯に受け止める必要があります。

原発がどんなものか知ってほしい


これを踏まえた上で・・・


■放射能濃度と単位について
放射性濃度は数字の表現に騙されず、意味を把握する必要があります。
1シーベルト=1000ミリシーベルト=1,000,000マイクロシーベルト=1,000,000,000ナノシーベルト
です。

放射線監視モニタ

実際に人体に影響が出るとされるのは100ミリシーベルト、
実際に症例があるのは200ミリシーベルト程度からです。


■時間あたりの放射線

ただ、例えばミリシーベルトでも、
1時間あたり、1日あたり、1年あたりなどの数値が混ざって使われているようですが
仮に「1時間当たりの放射線が1ミリシーベルト」は
1秒あたりの放射線でいれば0.3マイクロシーベルトになり、
「全く問題のない放射線の強さ」になります。
逆に、1年あたりの放射線であれば約9シーベルトになるので
「全員が死亡する放射線の強さ」と解釈されます。

1年あたりの数字は、1年間屋外で裸でいた場合の数字です。

武田邦彦(中部大学)


■放射線量
ガイガーカウンターで各地で測定されたレベル値を知ることができます。
情報源や解釈がバラバラな報道や意見より、科学的絶対値見る方が正確に状態把握できます。

東北関東大震災・非公式・放射性物質モニタリングポストMAP - Google マップ

■放射性物質と放射線は大きく異なる

ドクター苫米地ブログ ー 放射線と放射性物質の概念を混同して国民の不安をメディアは煽らないで欲しい


■放射線量と距離について
放射線量は距離の2乗に比例して減少します。

放射線Q&A

福島第一原子力発電所と東京は約200km離れています。


■核爆発の可能性について
メルトダウンと核爆発は似たイメージかもしれませんが
メルトダウンしたからと言って核爆発は起きません。
そして、原発で核爆発は起きません。

原発で燃料として使われているウランは核爆発を起こせるほどの濃度がないからです。

原爆に使われるウラン235の濃度は90%以上。
核爆発を起こすには最低でも70%以上の濃度が必要です。
それに対して、日本の原発で使用されている低濃縮ウランの濃度は20%以下です。

だからチェルノブイリとは違うって何度言えば分かるんだってばよ!原発についてまとめてみた


■チェルノブイリ事故との比較について
チェルノブイリについては、
事故から1週間の間近隣住民には何も知らされず
大量の放射能を浴びた食品・水などを摂取し続けていたため
住民に被害が出ました。

チェルノブイリ原発事故とは


■個人的解釈

退避するかどうかの判断は、立場によっても違いますし
科学的根拠を信じられず東京にいると漠然と不安という方は
退避してよいと思います。

また、原子力発電所の近辺は本当に危険で退避が必要です。
近隣30kmぐらいは当面人は住めませんし、
当然農作物などは破棄することになる深刻な事態です。

ただ、約200km離れた東京近郊は最悪の事態
(複数の原子炉がメルトダウンして手をつけられないまま放置)
になったとしてもまず大丈夫そうです。

さらにガイガーカウンターをチェックして
万が一放射線量が劇的に増えたら数日以内に退避すれば
体への影響はまずないでしょう。

それよりタバコとか添加物とか、
もっと気にするべきリスクはたくさんありそうです。
晩発効果

人の行動なので人それぞれ、正解があるわけではなく
その瞬間のその人の中に答えがあるはず。
ただ、価値観や判断を押し付けようとすると摩擦が生じますね。

大変な震災ですが、そこから学べるものは多くあると思います。

投稿者 koba : 00:42 | コメント (0) | トラックバック