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2006年05月16日
バビロンの大富豪
ジョージ・S・クレイソン著、「バビロンの大富豪」読みました。
バビロンは、人類史上確かな記録が残っている最古の文明だそうです。紀元前1000年ごろの戦争がひっきりなしに起きる時代の中で、確固たる一大文明を築いたのは驚異的です。しかも単に人や富が集まっていただけではなく、高い教育を受けた人が多く、芸術や音楽などの文化があり、人類はじめての技術者・天文学者・数学者・資本家などが生まれたとも言われています。
粘土板といわれる板に、手紙・伝説・詩・歴史・勅令・法律・権利書・手形などが記されて使われていたそうです。古代エジプトのパピルスにも手紙や記録などが記されたようですが、権利書や手形などの誕生がこんなに古い時代だったとは意外でした。
もう一点意外だったのは、奴隷の社会的立場です。奴隷も財産を所有したり、奴隷が奴隷を持つことができたり、非奴隷の人間と結婚できたりしたそうです。そして市の商人の大半は奴隷で、その中には主人と共同経営者になって、裕福な者もいたとか。
そんな古い歴史の中で、繁栄・富・幸福をどうやって築いていくかの原則が確立され、語り継がれていきました。読んでいる途中はただの物語かと思っていたのですが、実際に残っていた記録を元にしたものということで驚き。
そんな古い知恵なのですが、今の世の中でも考え方は共通するものばかりなので原則は古今東西問わず普遍だと実感。事実、現代の富豪も同じことを言っているのを発見。物語形式で読みやすく、わかりやすいです。
投稿者 koba : 2006年05月16日 13:36
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