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2005年08月14日
郵政民営化
世間を騒がせる郵政民営化について整理。小泉首相は郵政の体制が国の支出を増加させている最も大きな問題体質であると考えているようです。
民営化のメリットとしては、
・国が借りる郵便貯金を減らし、無駄な支出を減らす
郵便貯金や簡易保険の資金(350兆円)は国に貸すことによって運用していました。この資金が公共事業に回されたり、財政投融資によって特殊法人に流れたりしており無駄遣いが生じていたのですが、これが減ることが期待されます
・郵便貯金を一般企業などに貸すことによって経済が活性化
郵便貯金を国に貸すことしか選択肢がないと、国の支出に回ってしまい無駄も増えてしまうわけですが、これを民間企業に貸すという選択肢が増えることによって資金が効率的に使われやすくなります。
・一般企業(物流・金融)などと競争することによるサービスや収益性の向上
資本主義のもとで競争にさらされることによって、一般的に人も企業もがんばるようになります。サービスや製品の向上や多様化がはかられるようになります。
・税収の増加
これまで国の機関だった郵便局は非課税(要は間接的に国民の負担?)で運用していたのですが、民営化によって郵便局の収益から負担するようになります(これまで黒字だったし実質的にあまり変わらないかもしれませんが)。また逆に、利益の中から法人税を国に納めることになります。
逆にデメリットとしては、
・ユニバーサル・サービスの維持
これまで国の機関だったため、ユニバーサル・サービス(全国どんな人がどこに住んでいても均一のサービスが受けられること)に重点を置かれていましたが民営化によって収益性が重視されるため、この維持が難しくなります。要は、過疎地などの利用者が少ない地域はサービスを停止したり質の低下が起こる可能性があります。また、利用料金が上がったり職員がリストラされることも予想されます。国家公務員の3分の1にあたる27万人が郵政事業の職員なので、リストラが進行したら失業者は急増する可能性があります。
が上げられますがこれはなかなか大きな問題です。ただ個人的には、今の日本に対しては「官から民へ」の方針には賛成です。
首相官邸 「郵政民営化の基本方針」
All About 「何が変わるの?郵便局」
投稿者 koba : 2005年08月14日 02:31
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